遠近両用コンタクトレンズ
遠近両用コンタクトレンズについて
自分では意識していなくても、年齢とともに訪れる眼の変化。眼のピントを合わせる機能=調節力は40代半ばになると低下します。たとえば、本を読んだり、文字を書いたりする際、遠ざけないと見えづらくなります。これが「老視」のサインです。調節力が低下した方が、近視・遠視用のコンタクトレンズで遠くをはっきり見るために度数を合わせると、手元がぼやけたり、目の疲れを感じることがあります。
遠近両用コンタクトレンズは、一枚のレンズに、遠くを見るための遠用部と、近くを見るための近用部があります。商品によって設計や度数デザインに特徴がありますので、ライフスタイルや目の状態に合わせて選ぶことが大切です。
遠近両用コンタクトレンズは、遠近両用眼鏡に比べ、以下の特徴があります。
・フレームがないため、視界が広い。
コンタクトレンズは目に直接装用するため、メガネに比べて視界が広く感じられます。
・メガネの掛け外しの煩わしさがない
お手元専用メガネを使用していた方は、かけたりはずしたりの手間がなくなります。
・メガネより慣れやすい=空間の違和感がない
コンタクトレンズは眼に直接装用するため、メガネに比べて空間の違和感を感じにくく、見え方が自然です。これまで遠近両用メガネで慣れなかった方でも、快適にお使い頂いています。
・湯気にあたってもレンズが曇らない
・アイメイクなど、お化粧が楽
当院で処方可能な遠近両用コンタクトレンズ
当院では、やわらかハードコンタクトレンズ、使い捨てソフトタイプを取り扱っております。目の状態(乱視の有無、コンタクトレンズの使用歴など)を考慮し、処方しております。
1. 遠近両用やわらかハードコンタクトレンズ

ライフスタイル 175
承認番号:21200BZZ00804A03

ライフスタイル 075
承認番号:21200BZZ00804A03
2. 遠近両用使い捨てソフトコンタクトレンズ

エアオプティクス® アクア
承認番号:22000BZX00109000

デイリーズトータルワン® 遠近両用
承認番号:22900BZX00026000
3. 乱視用遠近両用使い捨てソフトコンタクトレンズ

2WEEKメニコン プレミオ 遠近両用トーリック
承認番号:223008ZX00094
◎当院のオススメ! やわらかハードコンタクト【ライフスタイルシリーズ】
ライフスタイルシリーズの特徴
その1.
「やわらかハード素材(東レ)」+「非球面設計」で、 従来のハードコンタクトレンズに比べてやさしいつけごこちです。 涙液交換がスムーズなので、乾燥感も少ないです。以前ハードコンタクトレンズが痛くてつけられなかった方にもオススメです。
その2.
新設計のハイブリッド設計で、バランスの良い見え具合です。「やわらかハード素材」は、ハード素材なので、乱視の矯正も出来ますので、すっきりとした見え具合です。
新設計 ハイブリッド設計
その3.
やわらかハード素材は、高酸素透過性素材です。スムーズな涙液交換と合わせてソフトコンタクトレンズに比べて15~20倍の酸素を角膜に供給します。